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【採用ブログ】業務模擬体験プロジェクトについて
今回は社内組織で行われている若手社員のスキルアッププログラムについてご紹介します。
入社してからどのようにしてキャリアアップやスキルの向上を目指していけるのか、皆様に具体的なイメージを持っていただければ幸いです!
SMAとは
Sales & Marketing Academyという名前の社内組織です。
入社1~3年目の社員の一部で若手社員の実務スキル向上と主体性をはぐくむために活動している組織で、「活動内容は自分たちで決める」という特徴があります。
今回はSMAの活動の中で、業務模擬体験プロジェクトについて紹介します!
業務模擬体験プロジェクトとは
入社1年目の社員がITコミュニケーションズの営業部の社員、2年目が1年目社員のサポート、3年目がメディア会社の社員役、ベテラン社員がクライアント役を担当して新卒1年目が営業プロセスの上流から下流までを体験するプロジェクト。
なお、参加メンバーはSMAのメンバー10名と、クライアント役を担当する社員2名の計12名です。
業務模擬体験プロジェクトを行う目的
(1年目)
実務を理解し、主体性をもって行動できるようになる
また、メールや電話での対応をはじめとした、ビジネスにおけるコミュニケーション能力を向上させる
(2・3年目)
後輩育成を通じて言語化能力やリーダーシップを身に着ける
関係者の役を演じ、普段業務でやり取りしている相手の気持ちになる
業務模擬体験プロジェクトを始めたきっかけ
SMAの前身であるデジタルマーケティングラボの活動の中で
・マーケティングを学ぶにあたり、アウトプットの機会を増やしたい
・営業とはクライアントと直接コミュニケーションをとるポジションであるため、コミュニケーション力の向上につながる経験を積みたい
という思いが生まれ、このプロジェクトを計画しました
プロジェクトを運営するSMAメンバーの感想
☆社員紹介☆
F.M :入社3年目
新規顧客・既存顧客の両方をターゲットとして、マーケティング施策立案を行っている
T.K :入社3年目
企業のマーケティング支援としてイベント関係の仕事や動画・ノベルティの作成等を行っている
〇先輩から見て1年目が苦労しているポイント
F.M:1年目は営業をしていくことがまだ少ないため、ビジネスにおけるコミュニケーションが大変そうだと思います。
T.K:クライアント役のベテラン社員との交渉に苦労していると思います。ベテラン社員には、1年目社員に対して、営業プロセスを体験するだけでなく「会話の中で相手の潜在ニーズを読み取る力」も育てたいという思いもあるため、ハードルが高くなる部分もあるのではないかと思います。
〇プロジェクトに取り組む入社1年目の社員の姿を見て感じたこと
F.M:私自身も初心に帰る気持ちでプロジェクトに参加しています。日程調整のメールの書き方やリンクの送り方など、「1年目の時ってこれも分からなかったよな」と思い出す場面が多いです。後輩を指導するときは自分が1年目の時に分からなかったことを思い出しながら説明・フォローするよう心掛けるようになりました。
T.K:Fさんと同じく、「そういえば1年目の時は自分もわからなかったな」と思い出すことが多いです。また、分からないところがあってもまずはチャレンジする1年目の姿を見て、勢いの大切さに気付けました。
〇全体を通して感じたこと
F.M:
自分がメンターをしている1年目の社員に対し、実務で発生した問題を「SMAでやった通りにやってみて」とアドバイスしたらしっかりと対応できていてうれしかったです。
しかしプロジェクトを運営するにあたり問題点も見つかりました。現在、1年目のフォロー役は2年目が行っており、人数比の問題で負担が大きくなってしまっています。このように、人数バランスや体制については改善していきたいと考えています。
T.K:
このプロジェクト発足のきっかけの1つとして、今の2年目が昨年、「こんな取り組みがあったら良いな」という意見を出してくれたことがあります。その声を活かしてこのプロジェクトを行えたのはきっと新卒の学びになっているな、と思っています。
また、ベテラン社員のお二人が、私が気付いていなかった1年目社員の改善点を指摘している様子を見て、経験の差を感じるとともに自分自身の学びにもつながりました。
〇受講者(入社1年目)の感想
M.R:
自分が主体となって提案を行う難しさを感じました。打ち合わせでは限られた時間内でプレゼンを行い、メモを取りながら質問にも対応するため、頭をフル回転させながら取り組む必要があり、緊張感のある経験でした。 また、お客様視点で物事を考えることの重要性を改めて認識し、課題や困りごとを伺う際の情報の引き出し方について考えるきっかけになりました。
I.M:
クライアントとメールでやり取りした際に行き違いが発生してしまい、文章でやり取りする難しさを痛感しました。しかしプロジェクトを通し実践的な経験を積んだことで、メールや電話への苦手意識が大きく和らぎました。また、クライアントとの打ち合わせでは先を見据えたヒアリングや相手への気遣いが重要だと学んだため、それから打ち合わせに参加するときは先輩の行動を注視しながら参加し、自分自身のスキル向上に繋げられるよう努力しています!